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1.01の法則、0.99の法則の使い方

今日も習慣にしたいアレ、やってますか! それとも今日はさぼっちゃってますか!

日々の「+α」の努力、のちの大きな差になるんです! それをわかりやすく表した「1.01の法則」と「0.99の法則」をご紹介します!

楽天の三木谷ヒロシ創業者より

初めはほんのちょっとの差ですが、それが1年分積み重なると、1年後には大きな成果に!

0.03にとって、37.8って1,000倍以上スゴいですよね!

でも、スタート地点は同じ「1」です! そして1日の努力の差はたった「0.02」だけ!

それがやがてこんな差になります。まさしく、継続は力なり、ですね!

 

さぁ、あなたもまずは「今日」を、「1.01の日」にしちゃいましょう! 千里の道も一歩から!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで前置き

「おかしい」ことは知っておく必要がある

この式と「努力」、実態に合ってるとはいえないわけで

でも「どこがおかしいの? 数式自体は合ってるけど」っていう人もいる

この式で言いたいことは、まぁさっきの意識高そうな文の通りなんだけど

それはそれとして、ちゃんとこの式がどう「おかしい」のかは知っとかないとね

努力の「量」まで累乗してる

たとえば、バットの素振りをする3人の野球少年をイメージすればいいかな。コレがわかりやすそう

A君は、1.01を積み重なる少年、つまりまず今日は101回

B君は、100回のままの少年。1年後まで毎日100回だよ

C君は、0.99を重ねる、さっきの式でいう「少しサボる」少年だね。まずは99回

明日は?

A君は1.01×1.01。うん、102回だね

B君は100回で、C君は98回。こうなるかな

 

……ん?

この調子だと1年後は?

A君は……1日3,780回ってコト? C君は1日3回ってコト??

大きな差って、そういうことじゃなくない???? これ差がついてるの、「実力」じゃなくて「努力素振りの数」じゃんね

もちろんそんなワケない。うん、このたとえ話は私が間違ってたようだ

 

じゃあええっと、A君はずっと101回、C君はずっと99回。これだ!

これなら1年後に1日3,000素振りをさせられる血豆だらけのA君はいない!

 

これだと……

1年後のA君:101×365=36,865回

1年後のC君:99×365=36,135回

……

うん、1週間分くらいは差がついたね

1年でようやく1週間分、かぁ……

どうやらこの考え方も、なんか違うっぽいね

1.01と0.99の使い方

この式というか法則で言いたいことは、もちろんこんな話じゃないし

別に私も、「1.01の法則は嘘っぱち! 騙されるなよ!」みたいなことを言いたいワケじゃない

 

この法則、個人的にはいっちばん重要なのって「1.01」でも「0.99」でもなくて、「1」だと思ってる

だって「1.01を365回かけたら37.8。大きな力に」が数字的に正しい現実は何があるっていうと

会社の成長具合とか、株の儲けとかそういうのくらいじゃない? そういうのならありそうだよね。「弊社は去年より1%の増益を目標に、過去5年更新し続けています」みたいな

でも、大抵の人にとって、そういうのって現実じゃない

じゃあ何が現実って、結局「バットの素振り回数」とか「覚えた単語数」とか「練習してできるようになったピアノの曲数」とか「ブログの記事数」とかそういう話ばっかりになる

っていうのを踏まえた上で、こう思うの

 

「ちょっとサボる」って「0.99」じゃなくない?

「0」じゃない?

 

って

単純にね? もうホント単純に考えてね?

「あー、1日5つ英単語覚えるはずが、今日4つしか覚えられなかったわー。ちょっとサボっちゃったわー」

煽りか???

テスト前の高度な情報戦か???

ってならない?

本当の「ちょっとサボる」って「今日は英単語帳開かなかったわー」じゃない?

って思う。かなり思う。めっちゃ思う

つまりね

1.01どころか、1、なんなら0.99でも

プラスを積んでる時点でちゃんとスゴいって思うのよ

本当の「サボる」は「0.99」じゃないんよ「0」なのよ

だから「1.01」や「0.99」の式は、私はこう使いたい

ちょっとやそっと、今日の努力量が変わったところで1年後そんなに差は無い
「0じゃない」を繰り返してるだけ、1.01だろうが0.99だろうがめっちゃ上等

って、こう言いたい。言う。言った!

 

だから最初の「今日を~」を塗り替えるなら、こうかな

まずは今日を、「0じゃない日」にしちゃいましょう! 千里の道も以下略!!

 

 

ではまたっ

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