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つっまんない記憶法2/3

んじゃ初手答え合わせからいきまっしょい

  • 第35話 
  • 第36話 これはやべぇ
  • 第37話 折れた刀身
  • 第38話 本物と偽物
  • 第39話 走馬灯の中
  • 第40話 
  • 第41話 胡蝶しのぶ
  • 第42話 後ろ
  • 第43話 

Q.3ヶ所ほど抜けてるんですが

A.一番覚えてそうな3ヶ所だから大丈夫でしょ☆

前も言ったけれど、このサブタイを覚えること自体に意味なんてない。内容についてはほぼ全く触れてないし。

鬼滅の刃ってだけで考えても、「ヒノカミ」のシーンは作品中特級の名シーンだけどそれぐらい。「話数別の人気ランキング」みたいなの誰かが作ったとしても、35話と43話がランクインすることはたぶん無いと思う。

でも、サブタイ覚えるのはそんなに難しくなかったと思う。少なくとも、他の6話よりは。ソレを体験してほしかったんだ。

あと鬼滅の刃そのものは、流石社会現象起こしてるだけあってちゃんと面白いから、これを機会に読んでみてもいいね! でも5巻から読み始めてもなんもわからないから1巻からね!

復習をフラッシュにする

さて、記憶についてのお話の続き。

前回、「3回の復習で記憶が定着しやすくなる」ことを話したけど、こう思った人もいるかもしれない

 

「早め早めの復習が大事ってんなら、もう習ったら”即”で復習しまくるとすぐ覚えれんじゃね?」

 

そう思ったアナタ

そう、「高速で復習すると割とすぐ覚えられる」のはガチ。

たとえば、

「やべぇwwww小テストの勉強できるの、この休み時間の10分間しかねぇwwww」

みたいなとき、「1つ1つをしっかり見る」より「とにかく小テスト範囲全体をざっと見て、暗唱で覚えてるか確かめて、それを高速で繰り返す」方がテストの点稼ぎやすかったりする。

ちなみに、どんぐらい高速でやるかっていうと、もし試験範囲が教科書8ページ分とかだったら、1周に20秒未満くらい。まぢフラッシュ。ガチ集中詰め込みなら、目を閉じて暗唱する時間を考慮しても20回くらいは読み返す。

とかやると、結構その場しのぎの点数になっちゃうと思う。

 

イメージ的には、死にゲー(>すぐ操作キャラが死ぬけど、再スタートがすぐできるから、何度も死んで試行錯誤するタイプのゲームのこと)攻略だね。

何度死んでても、試行回数の暴力で何度も再プレイしてれば、そのうち突破できる。アレの暗記verみたいなもんだね。

 

もちろん秒で忘れるケド

ただ、当たり前だけど爆速で忘れる。特に小テスト終わった直後とか、もう全部忘れててもおかしくないレベルで忘れる。

死にゲーでいうなら、「1つの難所を抜けた次の難所で死んだとき、その手前の難所でまたすぐ死ぬようになる」現象。アレみたいなもの。

死にゲーといえばコレ。無料でできるよ!

だから、「ちゃんと記憶として定着させたいもの」にはこの覚え方はおすすめできないね。私はよくやってたけどな! いっつもソノ場=シノギ=ペンギンだったよ!

ラクに覚えたいなら試行回数が正義

「短時間で数を重ねれば、短時間だけだけどある程度覚えられる」ことを話したけど……

この「数を重ねる」、普通に「ちゃんと覚えたい」ときでも有効だよ。

しかも、覚えようとしなくても勝手に覚えさせてくれる。戦いは数だよアニキ!

数の暴力で、覚えようとしなくても覚えられる

こんな経験ない?

「あのCM、何度も聞き過ぎて何言ってるか全部覚えちゃった」

「バイト中の店内BGMだいたい再現できるわ」

「推しの新曲来たから100回くらい聴いてたら、歌詞見たことないけどカラオケフル余裕でした」

「毎日あのコンビニで買ってるタバコが商品番号何番か、棚見なくてもわかるし税込いくらも覚えてる」

これら全部、「特段暗記しようとしてたワケじゃないけど、繰り返してるうちに自然に覚えた」の類。

これほんっと最強。私も大好きな米津玄師とかBUMPofCHICKENとかずっと真夜中でいいのにとかの新曲は、それこそこのブログ書いてる間とかリピート再生してる。で、いつの間にか歌詞覚えちゃってる。

それぐらい、繰り返しの力は強い。そしてこれは「受動的」である方が、「勝手に覚えられた」感が強く出て良い。

勝手に覚えたものの忘れにくさ

「受動的の方が良い」っていうのはどういうことかを説明するじぇい!

よく暗記方法で聞く

「トイレやベッドの壁に、覚えたいものを貼り付けといて、トイレに入ったり寝るときに見直して覚える」ってやり方。

これ、悪くはないんだけど、まだ弱い。なぜなら自分からその覚えたいものを見なきゃいけないから。

 

だってさートイレで大するときってさー

スマホ持ち込んじゃうじゃーん

んでその覚えたいものを1秒も見ずにトイレ出ちゃうじゃーん。私だけ? アッハイ

 

 

……なので個人的に、この「繰り返し」は良くて、更に「勝手に身体に入り込んでくる状態」にするのが一番覚えやすいし忘れにくいと思ってる。

その忘れにくさ具合は、「忘れたくても忘れない、なんか頭に残ったCMやフレーズ」を思い出せば一発で理解してもらえると思ふ

ちなみに、これについての最強の”例”を1つ。それがこれ、”あいさつの魔法。”だ!

ぽぽぽぽーん

これはもうスゴかった。

一応知らない人向けに背景を説明すると、

2011/3/11の大地震が起きた当時、企業のCMぜーんぶ自粛されちゃって。で、代わりにこのポポポポ~ンを筆頭にACジャパンのCMばかりが繰り返し流れるようになった

こんな感じ。

で、これがもうそれはそれは何度も流れた。右画像のワニとウサギとワンとライオンが何のあいさつだか、今でも覚えてる人相当いるんじゃないかな。

もちろん多かれ少なかれ、「大地震直後」っていうインパクトもあったろうけど、それを差し引いてもね。

「勝手に、何回も」見る・聴くことの覚えやすさ+忘れにくさ、ほんと、侮れないッス!

 

一方で、「意識的してないことの忘れやすさ」についても触れとこうね。「日常、”覚える必要ないなー”って思ったことは、見聞きした端から忘れる」ことについて

興味のないことは1秒で忘れる

これもね、超面白いよ。

さっき「繰り返しの力がヤバくて、興味の有無とかあんまり無しに勝手に頭に入ってくるし結構記憶にこびりつく」みたいな話したけど

逆に、「興味の無いことは、興味あったことよりも忘れる速度は圧倒的に早い」って話だよ。それこそ、見て聞いてをやった端からいきなり忘れる。

というワケで、それを体感していただくために実験TIME!

電車の観測

ある駅の車両について、こういう経過記録が残っているから、今から覚えてね。あとで1つ質問するからね。

 

 

始発時点で、300人乗っていた。最初の停車駅で、20人降りて50人乗ってきた。次の駅で70人降りた。その次の駅で10人降りて、20人乗ってきた。出発ギリギリに駆け込みで1人乗ってきたせいで一瞬電車が止まって、その隙に更に9人に乗った。その次の駅では30人乗ってきた。40人降りた。その次の駅で100人降りて、10人乗った。

 

 

 

OK?

 

 

読んだね??

 

 

じゃあ質問するぜい……

 

 

「電車は、何回停車した?」

 

……。

「いや知らねーよ人数じゃねーのかよ」

聞こえてくる……聞こえてくるわ……そんなツッコミが聞こえてくるわ……。

さて、こんな具合に、興味ないことって本当にすぐ忘れる。こんな200文字にも満たない文でも、ちゃんと読んでたはずでもね。あっ、答えは5回です。

理屈はシンプル。素直にあの文を読んだ人にとっては、「最終的に何人乗ってたか」が最大の興味なワケだ。

だから、興味の無い停車回数なんて秒で忘れる。だからたぶん、乗った降りたの回数を4回とかに減らしても正解率はあんまし変わらないと思う。

無意識に「記憶する必要ねーな」って判断したことの忘れやすさってこれぐらい相当なもの。3日前の夕食は何食べたっけとか、先週の土日にSNSで何言ったっけとか。

 

……とまぁ、こういうのは全部「別に忘れてても困らない」んだけど、中には「忘れちゃヤバいもの」もあるよね!

ほぼルーティンワークだけど大事な頼まれ仕事とか、「あれ? 出かけるときに鍵かけていったっけ?」とか。

そういうのを防ぐのに強いのが、「20秒」「関連付け」。まーた長くなっちゃったから、最後爆笑はそういうところを話す感じから始めていこうかな!

 

ではま

 

 

……

 

鬼滅の刃35話と43話のサブタイトル、なんだったっけ?

 

ではまたっ

 

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